授業以外で韓国語を伸ばす方法【韓国ワーホリ体験談】

はじめに

初めて韓国に長期滞在するとなると、多くの人が語学堂や韓国語学校に通うのではないでしょうか?

授業でしっかり勉強することはもちろん大事ですが、実際にワーホリを経験して感じたのは

「授業だけでは韓国語は思ったより伸びない」ということ。

逆に、授業以外の時間をどう過ごすかで伸び方が全然変わります!

私も最初の数か月は授業中心で、授業→宿題…の繰り返しでした。

でも「もっと会話力をつけたい!」と思って、

授業以外の時間に工夫を始めたら、韓国語でスムーズにコミュニケーションできるようになっていきました。

この記事では、私が実際にやって効果を感じた

「授業以外で韓国語を上達させる方法」を

体験談とともに紹介します。

1. 日本語がわかる韓国人の友達と会話する

韓国語学習の初期は「いきなり全部韓国語」は正直ハードルが高いです。

そんなとき心強いのが、日本語がある程度できる韓国人の友達。

わからない部分は日本語でフォローしてくれるので、安心して韓国語に挑戦できます。

教えてもらった単語はすぐ、スマホのメモ機能に書いておきます。

自分の国の言葉を覚えようとしてくれてる人って教える側も嬉しいものです。(語学学校で出会った外国人の友達が日本語を覚えてくれて嬉しかった☆)

私は韓国に住んでる高校の同級生の友達が韓国人のオンニでした。

そのオンニはN1を持っていましたが、「○○の為にならないから」と、
基本的に韓国語で話しかけてくれました。

全くわからなかったら日本語で伝えてくれるか、

簡単な韓国語に直して教えてくれました。

あとは自分が知ってる単語で話してみること。

失敗してもすぐ正しい言い方を学べます。

あとは教科書に載ってない、話し言葉を学べる事!

教科書であれば「本当?」と尋ねることも、話し言葉なら「マジ?」っていうこともありますよね?

そういう生の韓国語を学ぶ機会になりました。

2. 外国人の友達と韓国語縛りで話す

語学堂や学校には、ベトナム、中国、ロシアなど、さまざまな国から留学生が来ています。

共通の言語は韓国語しかないことも多く、「外国人同士なのに韓国語で会話」という状況は自然と生まれます。

例えば授業で「ㄹ/을 것 같아」を習った日は、なるべく語尾につけて会話してみる。

そんな小さな積み重ねが記憶に残りやすく、「授業で習った知識を実際に使う」練習になります。

失敗しても習ったばかりはお互い正解も分かんないし、留学生なので気楽にチャレンジできます。

あってるかわからなかったら、その友達と、次の日先生に聞きに行けばいいんです。

そうすると先生にも覚えてもらいやすくなるし、授業に主体性をもって取り組めるので楽しいです!

「間違えても大丈夫」という雰囲気は

学習を続けるモチベーションにつながります。

3. 日本人同士でも韓国語を意識する

「せっかく韓国にいるのに、日本人同士で日本語ばかり話してしまった…」というのはワーホリあるあるです。

もちろん日本語でリラックスできる仲間も大切ですが、日本人同士でも「韓国語縛りの時間」を作ると意外と効果があります。

例えば「10分だけ韓国語使おう」など、小さなルールを決めると続けやすいです。

日本語が混じってもOK、とハードルを下げればゲーム感覚で取り入れられます。

4. 韓国人の恋人・友達との交流で一気に伸びる

これは体験談として一番実感した部分です。

韓国ワーホリ中に韓国人の彼氏ができたとき、韓国語力が爆発的に伸びました(笑)。

毎日カカオトークは来るし、電話もしょっちゅうかかってくるし、何言ってるかわからんこともあるし、、、で韓国語のインプット・アウトプットの量が圧倒的に増えます。

恋人があいさつ程度の日本語知らないならなおさら韓国語使う機会が増えます!

もちろん恋愛に限らず、仲の良い韓国人の友達がいるだけでも同じ効果があります。

「韓国語で生活する環境」を作れるかどうかが、上達の分かれ道になると感じました。

5. 韓国語字幕をつけて番組を見る

リスニングを伸ばすのにおすすめなのが「韓国語字幕付き」で韓国の番組を見ることです。

最初はスピードについていけなくても、字幕があると単語が耳と目から同時に入ってきて理解しやすくなります。

私は韓国ドラマが好きで、渡韓中はNetflixでよく見ました。

VPNも特に契約してなかったので、韓国に行くと韓国仕様に変わるんですよね…

最初は聞き取れなかった表現も、

字幕で確認してから繰り返し聞くと、ある日突然

「あ、わかった!」とつながる瞬間が来ます。

推し活と勉強を組み合わせると、楽しく続けられるのが大きなメリットです。

6. TOPIK勉強で基礎力を固める

会話の練習だけでは、どうしても使う単語や表現が限られます。

そこで役立つのがTOPIK(韓国語能力試験)の勉強です。

試験勉強という目的があると、語彙や文法を体系的に身につけられるうえ、

「試験」というゴールがあるのでモチベーションにもなります。

私は実際にTOPIK対策を始めてから、授業や日常会話で

「あ、これ勉強した単語だ」

と気づく場面が増え、アウトプットができなくてもリスニングと理解力の幅が広がりました。

韓国ワーホリ中にTOPIK受験を目標に設定すると、

勉強の軸ができるのでおすすめです。

7. アルバイトの環境で実戦練習

韓国ワーホリの醍醐味といえばやっぱりアルバイト。

私は韓国で居酒屋とひつまぶし屋さんで働いていました。

お客様への説明はもちろん韓国語で、

バイト生たちの間でのみ日本語を使うような感じでした。

お客さんに注文を取るとき、メニューの説明をするとき、店長や同僚に報告するとき――

どれも「韓国語で伝わらないと仕事にならない」状況ばかり。

最初は「聞き取れない」「伝わらない」ことも多く落ち込みましたがたが、周りに助けられながらなんとかなりました。

そして挫折を味わうともっと頑張ろうっていうモチベーションになるんですよね。

居酒屋では「注文を伺うフレーズ」や「お金の数え方」をすらすら言えるようになりましたし、

同じフレーズを繰り返すので定着が早かったです。

授業や参考書で学んだ韓国語が、アルバイトを通して「生きた韓国語」に変わっていく感覚はすごく刺激的でした。

アルバイトは体力的に大変なこともありますが、韓国語を短期間で伸ばしたいなら一番効果的な環境だと思います。

まとめ

韓国ワーホリで韓国語を伸ばすには、授業以外の時間をどう過ごすかがカギです。

  • 日本語がわかる韓国人に協力してもらう
  • 外国人同士で韓国語を使う
  • 日本人同士でも韓国語を意識する
  • 韓国人の友達・恋人と日常生活を共有する
  • 韓国語字幕で番組を楽しむ
  • TOPIK勉強で基礎を固める
  • アルバイトをする

これらを組み合わせることで、韓国語はぐんと上達します。

「授業」だけにとどまらず、生活全体を学習の場に変えることが、

韓国語を本当に使えるレベルにする一番の近道です。

くじけることもあるかもしれませんが、
あとになればいい思いです、本当に。

この記事が、参考になれば幸いです☆

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